私の写真史 桑原甲子雄 Kineo Kuwabara
写真家、カメラ雑誌編集者として、昭和の写真史とともに歩んできた著者が、自らの体験にそくして語った写真と写真家たち。(帯文より)
目次
1
私の写真史
1 九つの石油ランプと十五分間の残酷な姿勢
2 写真を撮るものの不幸
3 "美と頽廃の論理"
4 『喜劇阿部定』とスペイン戦争と
5 越前蟹と満州ロマノフカと
6 ニューヨークの日本作家展と戦後の青空
下町生活の眼
憎悪の対象としての浅草
下町生活の眼
郷愁としての写真
東京・下町・土着人
2
写真家の貌
木村伊兵衛
濱谷浩
石元泰博
東松照明
細江英公
川田喜久治
高梨豊
柳沢信
森山大道
北井一夫
内藤正敏
荒木経惟
岸哲男
金坂健二
3
撮られ方の歴史 写真の半世界
写真の「私」性について
カルチェ=ブレッソン
「私」性としての写真
奇妙なカタルシス 「三閏伊」写真展
なぜ、モノクロ表現にこだわるのか
土門拳『文楽』とダイアン・アーバスと
ビート世代の神話 ロバート・フランク
生の証人たち 現代写真の位相
あとがき
ブックデザイン:平野甲賀
出版社 publisher:晶文社
刊行年 year:1976
ページ数 pages:213
サイズ size:H192×W135mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー、帯/dust jacket, wraparound band.
状態 condition:カバー、帯少傷み。とびら蔵印あり。/slightly damaged on the dust jacket and the band, a owner stamp on the half title page.