REAR 芸術批評誌リア 芸術・批評・ドキュメント 季刊 2013年 no.30
芸術批評誌「リア」は現代における芸術に対して、批評・ドキュメントを介して多様な視座を生み出すことを目的とした雑誌です。また、中部・東海地域の作家や展覧会に見られる独自の視点を捕捉することに重きをおいています。
目次
特集「名古屋の画廊史」
・画廊史研究事始め――再考、歴史の概念について 野田吉郎
・〈対談〉:庄司 達×土崎正彦 司会進行:石崎 尚 画廊の社会的存在意義とその変容―桜、ユマニテ、白土舎…名古屋現代美術の潮流
・ギャラリスト西岡務を追憶して 馬場駿吉
・〈インタビュー〉:中山真一 創業七〇年―画廊業の喜び
・画廊史が必要な理由 坂上しのぶ
・戦後の昭和 百貨店の美術部時代を思い出すままに 石川浩一
・対談:国島征二&栗本百合子 ネクストへ:中間点としての画廊
・制作と発表の実験:ギャラリーUとASGの時代 高橋綾子
・〈コラム〉:画廊と評論家の関わり―1970年代末から90年代にかけて― 中村英樹
・〈インタビュー〉:小塚正和 名古屋コンテンポラリーアートフェア〜観客と顧客を呼び込もうとしたピュアな出発
・カタログから読むNCAFの16年 高橋綾子
・Nagoya Contemporary Art Fair 出展リスト1988-2003
・〈再録〉:第一回名古屋コンテンポラリーアートフェア カタログテキスト「現代人の楽しみと救いのために」 中村英樹
・Nagoya Contemporary Art Fair NAGOYA GALLERY MAP 1988/1995
・〈誌上トーク〉:回想の画廊 名古屋市内に於ける 福田久美子
・〈コラム〉:学芸員にとって、画廊巡りとは…? 原沢暁子
・画廊(文化)は社会保障である―「撤退」「切り捨て」から「包摂」へ 井上昇治
・資料から見た名古屋の画廊史 石崎 尚
・〈名古屋の画廊史関連年表〉
・〈2013東海の画廊案内〉
批評
・〈対談〉:桑山忠明×林 道郎 桑山忠明の「空間」について
・展覧会の無意識 尾崎信一郎
・年報と百科事典――ヴェネツィア・ビエンナーレ第55回国際美術展 藤川 哲
・「アジアをつなぐ――境界を生きる女たち 1984-2012」展 北原 恵
・ノリ・メ・タンゲレあるいは彫刻の「物質性」について 金井 直
・浅野弥衛頌 客体的絵画であると同時に非再現的絵画であること 関 智生
・芸術と実験 中井康之
・『装置』からの解放―第17回アートフィルム・フェスティバルにみる自由の探求 酒井健宏
・愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品第21弾 森 弘治『Case Study』プレミエ上映レポート 越後谷卓司
レビュー
・“招く”の境地 まちおこしダンス 愛・かきつばた姫 第2部 光・かきつばた姫〜森山開次と女子高生80人〜 山川 愛
・陶家の蒐集と制作1 清水六兵衞家―京の華やぎ― 小池富雄
・「第10回東京MAC(幕の内) 西島直紀・O JUN」展/O JUN ライブ・パフォーマンス 神山亮子
・黒田辰秋・田中信行―漆という力 大長智広
・開館20周年記念特別展 四日市鳥瞰図 しんきろう 本城直季写真展 原 舞子
・ファン・デ・ナゴヤ美術展2013 「であ、しゅとぅるむ」展を見て―イメージ産出のシステムをバックに 天野一夫
・登山博文展 沢山 遼
・体感アート@県美.COM ケンビドットコム―ヌイプロジェクト・アボリジニ・現代美術&子どもたちの美術― 亀山よう子
・―可能性の融合から生まれる新たなクリエイション― Dance Exchange Project「中村恩恵×岡登志子」ワークショップ&ショーイング 亀田恵子
・大嶽有一展 正村美里
・日常自然の豊かさを凝視 瀬川麻衣子展「Garden and laundry」 日沖 隆
・田島秀彦展―窓から窓へ、風景から風景へ 出原 均
・設楽知昭 モレスキンの大きなノート 千葉真智子
・三井園子展 高橋秀治
・真島直子展 森本悟郎
・水野勝規展―monologue 中村史子
・LPACK、狩野哲郎「現在民藝館」 金井 直
・井手日出志「反復景色/Recent Works」 三井知行
・イメージフォーラム・フェスティバル2013 尾辻里音
トピックス
バックナンバー
出版社:リア制作室
刊行年:2013年
ページ数:192ページ
サイズ:A5
フォーマット:ソフトカバー
言語:和文
付属品:なし
状態:新品です。