黛敏郎の電子音楽 川崎弘二 編著 Mayuzumi Toshiro

『涅槃交響曲』の黛、『題名のない音楽会』の黛、保守派の論客としての黛。だが、その電子音楽を知らずして、本当の黛敏郎を理解することは出来ない。先見性、幾知、ダイナミズム、そして、思想。黛敏郎の電子音楽は「まんだら」のように、彼の全てを内包している。(帯文より)

目次
第一部 黛敏郎による電子音楽
電子音楽の原理 黛敏郎
電子音楽"7のヴァリエーション" 黛敏郎
コンピュータ・ミュージックの世界にバッハはまだ現れていない 黛敏郎 金森隆
第二部 黛敏郎の電子音楽
黛敏郎の電子音楽 川崎弘二
<涅槃交響曲>の現代音楽史における意味 川島素晴
黛敏郎と「カンパノロジー」 清水慶彦
もし黛敏郎が十年遅く生まれていたら 野々村禎彦
AudioSculptなどを用いた梵鐘録音と黛敏郎作品の音響解析 今堀拓也
オンド・マルトノは電気鐘の響きを奏でるか?ー黛敏郎と二つの電子楽器 石塚潤一
黛敏郎の仕事を支えたエンジニア アオイスタジオ 市川文武・武藤和雄インタビュー
第三部 資料
黛敏郎の電子音楽 作品リスト



出版社 publlisher:engine books
刊行年 year:2011
ページ数 pages:120
サイズ size:A5
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー、帯/dust jacket,wraparound band
状態 condition:新品です/new
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