それいゆ 1958年6月号 No.51 特集 女ごころ 中原淳一 Junichi Nakahara

戦後の物資不足のなか、中原淳一(1913-1983)が発行した女性雑誌"それいゆ"。女性が美しくなるために、服飾の外面と精神的な部分の内面の双方を高めて行くために創刊されたファッションブックです。「それいゆ」はフランス語で太陽、そして太陽の花といわれるひまわりのこと。女性がいつもひまわりの花のように健やかでありたいという希望からタイトルに冠されました。

目次
それいゆ・ぱたーん 中原淳一
私は女ごころのこんなところにひかれる
宝田明・今井正・岡部冬彦・杉浦忠
朝汐太郎・大江健三郎・武井義明・フランク永井
特集 女ごころ
幸田文・横山美智子・江上フジ・中村汀女・田中澄江・北畠八穂・有吉佐和子・原田康子・渋沢多歌子・池田みち子・沢村貞子・岸田衿子・田井洋子・中里恒子・曽野綾子・戸川エマ・三井ふたばこ・水木洋子・波多野勤子
食卓の花はまねく人の心のあらわれ 中原淳一
 四〇円から二〇〇円の花が一杯にはなやかさをまきちらす
もめんのさわやかさを着る 中原淳一
洋服地できものをつくる 中原淳一
ピノキオ(人形) 松島啓介
スタイル画をかきたいひとへ その7 中原淳一
季節のさかな 多田鉄之助
ある女性の生きかたからー第二回ー 秋山ちえ子
 曽野綾子「春の飛行」より 滋子の場合
名作ダイジェスト『女ごころ』
悪妻物語ーその1ー 中原淳一
サックドレスは誰にでも着られる 中原淳一
ゆかたと髪 中原淳一
一着のドレスが何度仕立てかえられるか 2 中原淳一
 心臓に書かれた文字 2 石井桃子
それいゆ短篇小説 染井アパート 上林曉
 寄港地 三谷茉沙夫
パリ通信 高英男
これだけは知っておきましょう 宮木高明
薬についての23項
それいゆ読書案内 北村太郎
青春のおおらかさとみずみずしさ
 水色のムード 伊藤弘子さんのドレス拝見
夏は魅力的にシャツを着る 中原淳一
 男性のためのおしゃれノート その4
木綿のルーズなニュアンスを着る 秋吉宏柾
デラックススター 明日のホープ森美樹の魅力
暮しの研究ーその15ー庖丁
花の詩集ー詩の鑑賞ー 鮎川信夫
客間のマッチ 中原淳一
自分でつくる庭の応接間 片山龍二
食卓を涼しく飾るサラダ 飯田深雪
彼はたれ?
夏にたのしむ四つのシルエット 酒井艶子
淋しがりやのコメディアン
 現代のペーソスと洗練されたウィットの主 藤村有弘さん
たのしいエプロン 松島啓介
エンディ・宮本選手と婚約した話題のひと
 内藤貴美子さんの幸多き日々から
壷のはなし 根上淳さんのコレクションから
三日間で見たパリの印象 大内順子
あなたは女ごころのどこにひかれますか?(はがき回答)
人間の生き方の相違ということ 中里恒子
 母娘通信 その8
<デザイン希望>当選番号発表
 それいゆ50号記念プラン中間報告
サラダ・ア・ラ・カルト 飯田深雪
連載小説 サラ・デイン その12 キャスリン・ギャスキン 福島正実 訳
もめんのさわやかさを着る 製図と作り方
たのしいエプロン 作り方・型紙

表紙 中原淳一
写真 東正治 尾崎一之助 山村公二 阿部正二 柳谷次男 佐藤明
目次カット 鈴木悦郎

出版社 publisher:ひまわり社/Himawari-sha
刊行年 year:昭和33年/1958
ページ数 pages:281
サイズ size:H178×W208mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:
状態 condition:表紙少傷み。/Slightly damaged
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