増補版 写真論/絵画論 ゲルハルト・リヒター Gerhard Richter

ゲルハルト・リヒター。1932年旧東ドイツ、ドレスデン生まれ。1961年西ドイツに移住。現代美術にもっとも影響力をもち、世界最高峰と評される現代ドイツを代表する画家。
1993年〜94年、大規模な個展がドイツ美術センター、パリ市立近代美術館などを国際巡回。その後も、ニューヨーク近代美術館での回顧展(2002年)をはじめ、毎年世界の有名美術館で個展が開催される。2005年、日本初の回顧展開催(金沢21世紀美術館、川村記念美術館)。
リヒターの作風は、写真を描いたフォト・ペインティングから抽象絵画、鏡から色パネルまで多岐にわたるが、その問題意識は一貫して写真性と光をめぐっている。写真性と光は絵画とどのように関わりあうのか、本書はその40年分のドキュメントでもある。(本文より)
1996年に発行された同名書籍に、新たなインタヴューと1966年のノート、本文で言及されている作品図版を加え、再編成さえた増補版です。

目次
作品 1966〜2004
第1章 インタヴュー 1972〜1993
ペーター・ザーガーによるインタヴュー [1972年]
アミーネ・ハーゼによるインタウュー [1977年]
ベンジャミン・ブクローによるインタヴュー [1986年]
ヤン・トルン=プリッカーとの対談[1989年] 連作<1977年10月18日>をめぐって
ヨナス・シュトルスフェによるインタビュー [1991年]
ハンス=ウルリッヒ・オブリストによるインタヴュー [1993](抄録)
第2章 インタヴュー 2001〜2005
ロバート・ストアによるインタヴュー [2001年](抄録)
ヤン・トルン=プリッカーとの対話 [2004年]
ヤン・トルン=プリッカーによるインタヴュー [2004年5月]『WAR CUT』をめぐって
ベンジャミン・ブクローによるインタヴュー [2005年1月11日](抄録)
ノート 1964年〜1992年
訳者あとがき

企画=ワコウ・ワークス・オブ・アート
翻訳=清水穣

出版社 publisher:淡交社/tankosha
刊行年 year:2006
ページ数 pages:279
サイズ size:A5
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー/dust jacket
状態 condition:特に問題なく良好です/very good
Overseas shipping available. If you would like to order the book please contact us directly by email or via online inquiry form.
我們提供海外郵寄服務。若您欲購書請直接來信或填寫線上表單