グレン・グールド 著作集1 バッハからブーレーズへ ティム・ペイジ 編

本書は、1956年最初のゴルトベルク変奏曲レコーディングのときの覚え書きから、死の直前に編者ティム・ペイジと交わされた感動的な対話にいたるまで、グレン・グールド(1932-1982)が公表を前提にして書いたり話したりした言葉のほぼ全部を、初めて集成したもの。

目次
まえがき
プロローグ
音楽院卒業生に贈ることば
第一部 音楽
ウィリアム・バードとオーランド・ギボンズ
ドメニコ・スカルラッティ
フーガの技法
「"ゴルトベルク"変奏曲」
ボドキーのバッハ論について
モーツァルトとその周辺 グレン・グールド、ブルーノ・モンサンジョンと語る
グレン・グールド、ベートーヴェンについてグレン・グールドにきく
ベートーヴェンの<悲愴>"月光""熱情"
ベートーヴェン最後の三つのソナタ
ピアノによるベートーヴェンの「第五交響曲」架空批評四篇
ベートーヴェンとバッハの協奏曲
「ブラームスはお好き?」
ロマン派のめずらしい人たちを掘り出すべきか、いや、いっときのはやりにすぎない
グリーグとビゼーのピアノ作品 付・批評家諸氏へ、耳よりな話
急浮上するマーラーとそのデータバンク
リヒャルト・シュトラウス論
シュトラウスとエレクトロニクス時代を迎える未来
リヒャルト・シュトラウスの<イノック・アーデン>
シベリウスのピアノ作品
アルノルト・シェーンベルクーある見方
アルノルト・シェーンベルクのピアノ作品
モーツァルトのピアノ協奏曲、シェーンベルクのピアノ協奏曲
アルノルト・シェーンベルクの第二室内交響曲
たか、はと、フランツ・ヨーゼフという名のうさぎ
ヒンデミットー終るのか、はじまるのか
二つの<マリアの生涯>
スクリャービンとプロコフィエフのピアノ・ソナタ
ソビエト連邦の音楽
アイヴスの第四番
「エルンスト...なんとか氏」記念論集
ベルク、シェーンベルク、クシェネクのピアノ音楽
コルンゴルトとピアノソナタの危機
二十世紀カナダのピアノ音楽
十二音主義者のジレンマ
ブーレーズ
未来と「フラット・フット・フルージー」
テリー・ライリー
グールドの「弦楽四重奏曲」作品一
<それほどフーガを書きたいか>
索引

訳=野水瑞穂

出版社 publisher:みすず書房
刊行年 year:1999
ページ数 pages:357
サイズ size:A5
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー、帯
状態 condition:特に問題なく良好です。
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