COLORFUL from 1960-1974 Keiichi Tanaami 田名網敬一 作品集 署名本 signed

田名網敬一は1936年東京生まれ。1945年の戦時中の東京大空襲に祖父の飼っていた金魚の姿が、爆撃の閃光の中で乱反射し、恐怖体験として彼の脳裏に強く焼き付いた。この金魚と閃光のモチーフは以後田名網が描く絵画の主要なモチーフとなる。中学生の時に、漫画家・原一司(1915-1957)のアトリエに出入りし、漫画家を志す。美術大学への進学を希望するも、親族の強い反対により、最終的に武蔵野美術大学デザイン科に進学する。1958年の大学2年生の時に、当時デザイナーにとっての最高賞であった「日宣美特選」を受賞。卒業後、一度は博報堂に入社するも、個人への仕事のオファーが多すぎて1年足らずで退社した。以後1960年代は、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして多忙な日々を過ごす傍ら、ネオダダの中心人物、篠原有司男らと行動を共にし、来日したロバート・ラウシェンバーグ(1925-2008)、やミシェル・タピエ(1909-1987)らと親交を深める。サイケデリックカルチャーとポップアート全盛期の中、田名網のポップでカラフルなイラストは国内外で高く評価される。
本書は彼の1960年代〜70年代のペインティング、ドローイング、シルクスクリーン作品などに2008年の近作を加えた作品集。2008年にNANZUKA UNDERGROUND TOKYO(渋谷)で開催された展覧会に合わせて出版されたもの。サインあり。

出版社 publisher:NANZUKA UNDERGROUND TOKYO
刊行年 year:2008
ページ数 pages:79
サイズ size:H257×W187mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:
付属品 attachment:
状態 condition:サインあり。経年並みです。/signed, good.
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