OBLIVION
失われた30年。
私が生まれた 1990 年から現在まで
経済成⻑を謳歌した先人たちはそう呼んでいる。
振り返ってみると、時代に導かれるような必然的な成⻑や
明るい未来が来るという根拠のない確信を私たちは知らない。
社会を覆う停滞感が失望へと変わり
未来は�遒ど曚琶い錣譴討靴泙辰燭茲Δ澄�
日本に住む人々が劣化してしまった。
そう、心ないことを口にする知識人も多い。
本当にそうなのだろうか?
私はそうは思わない。
戦争や自然災害から協調と共助を持って
立ち上がってきたのは、他ならぬ我々だ。
太古から豊かな自然の恵みに育まれてきた日本の人々。
連綿と続いてきた自然との共生は、我々に調和の心をもたらした。
不確実な未来を嘆くのではなく、
自らを形作ってきた過去に目を向けるべきなのかもしれない。
無慈悲な時の風化は、容易に自己すら見失わせる。
だからこそ、忘却の彼方に知るべき答えがあると思う。
小田駿一
1990年生まれ。2012年に渡英し独学で写真を学ぶ。2017年独立。2019年にsymphonic所属。
人物を中心に、雑誌・広告と幅広く撮影。アートワークとしては、2020年に緊急事態宣言下、
東京の夜の街を撮影した写真集『
Night Order』を発表。2021年には、「
Gallery of Taboo」
を主催し、新作の「OTONA性 - 百面相化する自己意識の果てに」を発表。社会との繋がりの中
から着想を得て、人の心と行動を動かす「Socio-Photography」を志向する。
WEB :
https://www.shunichi-oda.com/
Instagram : @odaoda_photo