民俗会議 第一回 REALIS
展示販売方式(入場無料)
会期
2023年4月29日(土) 11:00-18:00
2023年4月30日(日) 11:00-17:00
場所
二手舎京都 NITESHA KYOTO
602-0019
京都府京都市上京区下木下町144-4
「民俗」というものが、各時代や地域で培い養われ伝えられてきましたが、それぞれは独自のルールと規範の中、あるものは異文化から隔絶を徹底し、あるものは文化混交し新たな民俗を生みました。
前者は現代社会に見る端的な「消費」や「淘汰」に抗い、 後者もまた、喪失せぬように形を変えて「淘汰(消費)」を拒んだと言えるのかもしれません。
風土や自然環境、生死感、食性、そこから生まれた「信仰」に似た何かなどが、それぞれの地での民俗として、最善の多様性を自然に生んでいます。
「民俗学」の学問的見地は、一般的にトライブルーツを探ることと思われがちですが、「現代社会にフィードバックする学問」と定義付けられています。
当企画は、こうした過去の人類の生きざまの多様性を発見・再考する中から、現代の社会に価値のフィードバックを提起するものでありたいと考えます。
第一回目の副題は、「REALIS」としました。
言語外現実とされる原意で、水を見て、「水」という文字変換の中に知覚認識するものでなく、見たまま、感じたままの現実、というような意味を持ちます。