シェーカー 生活と仕事のデザイン ジューン・スプリッグ 藤門弘 訳 SHAKER LIFE, WORK, AND ART

シェーカー教団は、19世紀のアメリカにおいて最大で、もっともよく知られた宗教的共同体である。1840年頃には約6000人の独身主義の男女が、メイン州からケンタッキー州に点在した19の共同体で生活をし、労働をしていた。シェーカーは、その独特な生活様式や、簡素で優秀な工芸作品、その名前の由来となった礼拝のためのダンスなどで人々の注目を集めた。200年以上もの間、平等と自治を主義として、彼等は独特な生活様式を追い求めてきた。今日ではほんのわずかな教徒が残るだけになったが、シェーカー教団の遺産は、彼等が残した作品の中に生きつづけている。本書はこの共同体について総合的観点から紹介したもので、美しい写真と丁寧な解説が付されている。著者のジューン・スプリッグ(June Sprigg)は1972年からシェーカーとともに生活をし、仕事をしてきた。アリスファーム代表でシェーカー家具の研究者の藤門弘が翻訳を務めている。

目次
著者まえがき
信徒の暮らし......ある日
シェーカー教団の歴史
共同体の生活
シェーカーの仕事と作品
精神生活と祈り
訳者あとがき

写真:マイケル・フリーマン
日本語版デザイン:工藤強勝・デザイン実験室

出版社 publisher:平凡社/Heibonsha
刊行年 year:1997 初版第2刷/First edition, second printing
ページ数 pages:272
サイズ size:H286×W236mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー、帯/dust jacket, wraparound band.
状態 condition:カバー、帯少折れあり。/good.
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