Yoichi Midorikawa: Seto Inland Sea
瀬戸内海 緑川洋一

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日本の写真史上、永遠のアマチュア写真家としての双璧を成す植田正治と緑川洋一。前者が鳥取の砂丘に魅了されたなら、後者である緑川は瀬戸内海を生涯のフィールドとして歯科医院を営みながら写真を撮り続けた。本書は彼の代表的な作品集。香川県の直島、徳島県の鳴門、明石海峡、岡山県の犬島など三十年近く通い続け、昼夜の変化に富んだバリエーション豊かな瀬戸内の様相を、技巧を凝らしたテクニック(フィルターや多重露光など)によって捉えているのは見事としか言いようがない。巻末には各写真に対して緑川自身が解説を添えているのも大変読み応えがある。


目次
はじめに
口絵原色版
海の表情
灯台
島の風物詩
島とその周辺
瀬戸の傷痕
夜の海
緑川洋一の世界 伊藤逸平
解説 緑川洋一
略歴・あとがき

文:伊藤逸平
本文印刷:猪瀬印刷
図版印刷:光村原色版印刷所、グラビア精光社
製本:大完堂

出版社 publisher:美術出版社/Bijutsu Shuppan Sha
刊行年 year:1962
ページ数 pages:138
サイズ size:H350×W258mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:函、ビニールカバー/slip case, vinyl wrapper
状態 condition:経年並みです。/good.
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