民族藝術 ETHNO-ARTS VOL.23 2007 特集:沖縄の民族藝術

『民族藝術』は、民族芸術学の諸分野に関する論文、資料、書評(レコード等を含む)、芸術批評によって構成された機関誌です。

目次
特集 沖縄の民族藝術
粟国恭子 カラーグラヴィア:首里城の工芸文化ー国宝 琉球国王尚家関係資料
粟国恭子 琉球の芸術文化のあり様ー古琉球から近世琉球の王朝文化と変容
伊從勉 新発見の「首里城古絵図」の測量法について
板谷徹 唐躍について
久貝典子 紅型を通してみた鎌倉芳太郎の琉球工芸観
兒玉絵里子 第2次世界大戦後の琉球紅型像ー<紅型復興期>知念績弘・城間栄喜とその弟子達が目指した美の表現と試み
乾淑子 照屋勇賢の紅型
小林純子 表象の沖縄ー戦前期における紅型イメージの変遷
岡本亜紀 戦後アメリカ人向けに作られた琉球漆器についてー
「(株)紅房」の漆器を中心に
倉成多郎 近代壺屋焼の歩み
大城ナミ 歌舞団と沖縄イメージ
民族藝術学の諸相
三村泰臣 神楽の建築
竹村嘉晃 神々のゆくえー現代インド・ケーララ社会における儀礼パフォーマンスの多元的表象
山中夕起子 魯迅と木刻運動ー版画から「木版画」へ
岡本文音 『峯すり』考ー『南方録』における「峯すり」の表現するズレの考察
米山知子 「信仰」と「舞踊」のはざまでートルコ・アレヴィーの宗教舞踊セマーの実践の場から
吉田雅子 江西省高安市明代墓出土の官服に用いられた機と織技の推定
桑原瑞来 和太鼓における女性奏者の変遷とジェンダーの構築ー
「霧島九面太鼓保存会」の活動をめぐって
八木玲子・仁科エミ・河合徳枝・田中健二・大橋力 民族藝術のメディア化ー
超細密藝術マデ・ウィアンタ作品の映像化について
小林善帆 「花」と連歌ー花の伝書にみるその相関
早川美晶 ポスト・ビザンティン美術の<最後の審判>が表現する私審判思想ー
関所と「義人の死」モチーフの分析から
[報告]野口康 金碧障壁画の金箔の復元研究ー
尾形光琳筆<紅白梅図屏風>の金地と流水部分について
木村重信民族藝術学会賞
藤田治彦 伊從勉著『琉球祭祀空間の研究:カミとヒトの環境学』
書評
上野正章 中島貞夫監修/月溪恒子・山口修編集『音をかたちへー
ベトナム少数民族の芸能調査とその記録化』
展覧会評
福本繁樹 グローバル化時代の現代染織
大会報告
板谷徹 第22回大会報告
彙報


出版社 publisher:民族藝術学会/Minzoku Geijutsu Gakkai
刊行年 year:2007
ページ数 pages:226 pages
サイズ size:H300×W226mm
フォーマット format:softcover
言語 language:和文-Japanese
付属品 attachment:カバー/dust jacket
状態 condition:特に問題なく良好です/ very good
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