宮崎学 自然の鉛筆 Manabu Miyazaki: The Pencil of Nature
2013年にIZU PHOTO MUSEUMで開催された写真家こと動物カメラマン・宮崎学の写真展に合わせて制作されたカタログ。彼は野生動物を無人カメラという手法で撮影するカメラマンとして知られており、夜行性のフクロウや高山帯に生息するニホンカモシカなど人間の眼では目撃困難な動物の生態を彼独自の創意工夫によって写真に収めることに成功している。また動物の死骸を定点観測によってその経過を記録したシリーズ「死」などは動物学のみならず現代アートの分野でも評価し得る作品と言える。彼が撮った写真の数々は、人がカメラを持っていては決して見る事のできない興味深い瞬間を捉えている。
目次
写真の自然へ 宮崎学についてのノート 小原真史
対談:自然・写真・人間 宮崎学×小原真史
鷲と鷹
フクロウ
けもの道
死
アニマル黙示録・イマドキの野生動物
柿の木
撮影用機材
ブックデザイン:林琢真(Deco design)
出版社 publisher:IZU PHOTO MUSEUM
刊行年 year:2013
ページ数 pages:167
サイズ size:H246×W168mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/英文-Japanese/English
付属品 attachment:カバー/dust jacket
状態 condition:経年並みです。/good.