最新シリーズ「Neue Welt(新しい世界)」で、ティルマンスが辿り着いた新境地。世界に向けられたレンズ、同時性を表し、重ね合わされるイメージ。写真表現の新局面に、ティルマンス自身のディレクションによるアートワーク、最新インタビュー、テキストで迫る。そして、そこに至るまでの20年の歩みを、過去の『美術手帖』の特集やインタビューより紹介。(帯文より)
Tillmans has reached a new frontier with his latest series "Neue Welt". A lens aimed at the world, an image that expresses simultaneity and is superimposed. A new phase of photographic expression is explored through artwork directed by Tillmans himself, the latest interviews, and texts. The 20 years of progress leading up to that point will be introduced through past Bijutsu Techo features and interviews. (From the obi text)
編集:森晃子
アートディレクション&デザイン:尾原史和(SOUP DESIGN)
<ヴォルフガング・ティルマンズ>
1968年ドイツ、レムシャイト生まれ。10歳で初めての写真を撮り、18歳の頃コピー機を使った組写真を開始する。1988年ハンブルクのカフェギャラリーで初個展を開催し、作品を発表し始める。1989年頃から「i-D」などのカルチャー誌に写真を寄稿し始め、90年代ユースカルチャーの象徴的存在と称される。1996年に拠点をロンドンに構え、さらなる活動を展開する。2000年にはイギリスの権威あるターナー賞を受賞。2003年にテート・ブリテンで初の回顧展を皮切りに、2006年から2008年にかけては2つの大回顧展を開催する。現在はロンドンとベルリンを拠点に活動中。
出版社 publisher:美術出版社/Bijutsu Shuppan-Sha
刊行年 year:2014
ページ数 pages:127
サイズ size:H257×W183mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー、帯/dust jacket, wraparound band
状態 condition:帯少傷み。/slightly damaged on the wraparound band.