民族藝術 ETHNO-ARTS VOL.21 2005 特集:韓国・日本の茶文化

『民族藝術』は、民族芸術学の諸分野に関する論文、資料、書評(レコード等を含む)、芸術批評によって構成された機関誌です。

目次
特集 韓国・日本の茶文化
金宣正 カラーグラヴィア:歴史的にみた韓国の茶文化
佃一可 カラーグラヴィア:煎茶流行
金宣正 韓国茶文化の歴史から見た韓国伝統茗園茶礼法
任東權 韓国の茶文化
權兌遠 韓国茶文化と茶礼
鄭英善 朝鮮王室茶礼祭祀の由来考
西垣安比古 茶書と茶亭ー日韓比較の視点から
金巴望 高麗図経にみる高麗王朝の喫茶文化
谷晃 高麗茶碗
小川後楽 「四仙花郎茶礼」に思うこと
民族藝術学の諸相
木村重信 回帰線の美術ーアフラシア、アウストラシア、アメラシア
足立崇 伝統的家屋から鉄筋コンクリート住宅へー台湾ヤミ族の住まいの変遷
小林仁 西安・唐代醴泉坊窯址の発掘成果とその意義ー俑を中心とした考察
川口幸也 アートになりきれない棺桶ーガーナの装飾棺桶をめぐる報告
乾淑子 戦争画としての桃太郎の着物
黄国賓 中国葫蘆の意匠にみる象徴性の考察
仲万美子 「色を聴き音を見る」上演空間ー
譚盾のホールオペラ映し出された音風景
三島郁 17世紀ヨーロッパにおける音楽ネットワークの形成ー
情報交換の中心人物ホイヘンスをめぐって
仁科エミ/河合徳枝 癒しの音楽としてのガムラン
ステラ・ジブコバ/伊東信宏 ブルガリアのチャルガー
アイデンティティ、変革、グローバライゼイション
水谷清佳 韓国ソウル・大学路のストリート・ミュージックからみるマダンの文化
篠木涼 中川重麗と映画論
奥田實 大型陶板の開発ー大塚国際美術館プロジェクト
木村重信民族藝術学会賞
水尾比呂志 吉田憲司著『文化の「発見」ー驚異の部屋からヴァーチャル・ミュージアムまで 現代人類学の射程』
谷村晃 大橋力著『音と文明ー音の環境学ことはじめ』
書評
五十嵐ジャンヌ 小川勝編『フゴッペ洞窟・岩面刻画の総合的研究』
鈴木正崇 姫野翠著『異界へのメッセンジャー』
展覧会評
神林恒道 東京国立近代美術館「琳派 RIMPA」展
福本繁樹 東京国立近代美術館「琳派 RIMPA」展 琳派的なるものはなにか
内海涼子 装いをめぐるふたつの展覧会「COLORS:ファッションと色彩」展と「シルクロードの装い:パリ・コレに花開いた遊牧の民の美」展
大会報告
木村重信 第20回大会報告
福本繁樹他 民族と焼きものー第93回研究例会記録
1)研究発表「民族性と現代性ー南太平洋の土器をめぐって」
福本繁樹
2)パネルディスカッション「民族と焼きもの」
佃一可・薫まどか 俳句と煎茶(対談)
彙報

出版社 publisher:民族藝術学会/Minzoku Geijutsu Gakkai
刊行年 year:2005
ページ数 pages:259 pages
サイズ size:H300×W226mm
フォーマット format:softcover
言語 language:和文-Japanese
付属品 attachment:カバー/dust jacket
状態 condition:地少汚れ。本文は問題なく良好です/ very good
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