shizuko yoshikawa 吉川静子 作品集

吉川静子は1961年、ウルム造形大学で視覚コミュニケーションを学ぶために27歳で故郷日本を離れドイツに渡る。その後スイスで夫でありグラフィックデザイナーのヨーゼフ・ミュラー=ブロックマン(Josef Muller-Brockmann)とともにデザイナーとして活動し、1970年代にチューリッヒ・コンクレート派の精神を受け継ぐ芸術家としての道をスタートさせた。コンクレート派の原則は吉川の絵画の構成の基礎をなし、そしてまた生まれ故郷の伝統に源を発する芸術表現を実現するための足がかりともなっている。本書では彼女の作品と人生を全ての製作時期を通して紹介する。テキストは日本語、英語、ドイツ語のトリリンガル仕様でありがたい。

序文
規格化されたユニット?チューリッヒ・コンクレート派の芸術家吉川静子の作品について
 ガブリエレ・シャード
作品
『私だけの部屋』を築くー吉川静子の挑戦 由本みどり
略歴と主な展覧会
付録

編集:Lars Muller
テキスト:Gabrielle Schaad
2500部発行:Limited Edition of 2,500 copies

出版社 publisher:Lars Muller Publishers
刊行年 year:2018
ページ数 pages:245
サイズ size:H279×W253mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/英文/独文-Japanese/English/German
付属品 attachment:
状態 condition:経年並みです。/good.
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