Jono Rotman: MONGRELISM
ジョノ・ロットマン

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The Mighty Mongrel Mob Nation of Aoteroa New Zealand

ニュージーランドの写真家ジョノ・ロットマンは、自国最大のギャング「マイティ・モングレル・モブ(通称モブ)」のコミュニティの中に注意深く、そして敬意を持って入り込み、彼らから信頼を獲得した。彼らのシンボルはナチスのヘルメットをかぶったイギリスのブルドッグであるが、実はメンバーの多くは先住民のマオリ族であるという、一見矛盾した構図が幾重にも重なっている。それはマオリ族が植民地支配されてきた歴史への挑発的な反応として、白人国家への宣戦布告として生まれた経緯がある。顔面にタトゥーを施した構成員らのポートレイトや所持品、風土など、これまで謎に包まれて神話化されたグループを多角的に捉えるハンドブック的な一冊。写真の美しさもさることながら、貼り込みページの導入など繊細なブックデザインが印象に残る。

ブックデザイン:Jono Rotman
編集:Jono Rotman, Henry Andersen

出版社 publisher:Here Press
刊行年 year:2018
ページ数 pages:158
サイズ size:H259×W207mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language : 英文/English
付属品 attachment:
状態 condition:経年並みです。/good.
JPY 77,000
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