大過兔年 漢聲民間 1999年 第115期

台湾を代表する出版社・漢聲雑誌社が発行する1999年の兎年の年画です。年画とは中国の農村で毎年旧正月がやってくる頃に合わせて新しい福がやってくるように部屋の中などに飾られる絵のことです。本書は1999年ということで一回り以上前のものですが、中のデザインは鮮やかな色使い、紙質も素晴らしく、いつ飾っても大丈夫なぐらい秀逸です。

詳しい中身はこちらをご参照ください。

ブックデザイナー・杉浦康平氏のお言葉

<漢聲雑誌とは>
漢聲雑誌は「中華の」「伝統の」「生きた」「民間の」文化を、調査し整理して、1冊あるいは1セットの本にすることをテーマに文化大革命が進行中の1970年代にスタートした出版社です。主宰者のひとり黄永松が「いま自分たちがやらなかったら、間に合わない」という緊迫した気持ち、今この瞬間にも中国・漢人の伝統文化が消失していっている、という危機感が設立のきっかけとなっています。非常に凝ったつくりのデザインには、明確な原則があります。
1.必ず内容から出発すること。
2.図と文は同じくらい美しくあること。
3.古いものであっても新しさを持たせるということ。
これら妥協のない精神のもとに生まれた秀逸な本の数々は、読者を魅了せずにはいられません。



出版社:漢聲雑誌社
刊行年:1998年
ページ数:12枚の大型ポスター
サイズ:H300×W245mm
フォーマット:ソフトカバー
言語:中文
付属品:なし
状態:ほぼ新品です。
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