台灣風景印 台湾・駅スタンプと風景印の旅 片倉佳史

駅スタンプと風景印で巡る日本統治下の台湾。基隆と高雄を結ぶ縦貫鉄道が開業して以来、鉄道は常に重要な輸送機関であった。昭和時代を迎えた頃にはささやかな旅行ブームが起き、各駅に記念スタンプが置かれるようになる。その小さな空間には各地の名産、名所旧跡、自然景観のほか、動植物や地場産品などが描かれ、旅人たちの思い出に彩りを添えていた。それは「文字のない観光ガイド」と呼ぶのにふさわしいものであった。
著者は7年あまりの歳月をかけ、これらのスタンプを集めてきたという。縦貫鉄道各駅のスタンプから急行列車の乗車記念スタンプ、そして郵便局の風景印まで、いずれも台湾らしさが詰まっている。個性に満ちたこれらのスタンプが往時の地図や古写真とともに並べられた時、台湾という土地の歴史風景が生き生きと蘇ってくる。日本統治時代の台湾、そして古きよき時代の台湾が誌上旅行できる一冊。(本文より)

出版社:玉山社
刊行年:2010年
ページ数:279ページ
サイズ:H240mm×190mm
フォーマット:ソフトカバー
言語:和文/中文
付属品:なし
状態:特に目立ったダメージなく良好です。
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