Todd Webb Looking Back トッド・ウェッブ 写真集
トッド・ウェッブ(1905-2000)は1905年ミシガン州デトロイト生まれ。デトロイトとオンタリオのニューマーケットで教育を受け、1924年高校卒業後、1925年まで一時トロント大学で工学を学んだが、銀行の出納係になり1929年の株式市場の破産がおきるまで仲買会社の事務員として働く。大恐慌時にはカリフォルニアとメキシコに金鉱探しに出かけ、その後森林警備員としても働いた経歴がある。1935年にはデトロイトに戻り、クライスラー社で働き始めたが、翌年には休職しパナマとコロンビアに金鉱探しに出掛けた時に初めてカメラと出会う。
以後ウェッブはクライスラーのカメラクラブに所属し、当時の従業員であり生涯の友でもあったハリー・キャラハン(1912-1999)とも知り合い、アンセル・アダムス(1902-1984)のワークショップに参加するなど徐々に写真の世界に入る。芸術家のジョージア・オキーフ(1887-1986)とは特に親交があったと言われている。本書は1998年にナビオ美術館(大阪)と小田急美術館(東京)の日本で初めて開催されたトッド・ウェッブの展覧会に合わせて出版されたカタログ。1940年代から50年代のニューヨーク、パリ、ニューメキシコの写真を中心にセレクションされている。ローズ・マラスコのエッセイも収録。
出版社 publisher:Mega Press Agency
刊行年 year:1998
ページ数 pages:96
サイズ size:H239×W248mm
フォーマット format:ソフトーカバー/softcover
言語 language:和文/英文-Japanese/English
付属品 attachment:別紙プレート/attached sheet
状態 condition:カバー少破れ。/Slightly damaged on the cover