映像のカリスマ 増補改訂版 黒沢清

目次
読者への挑戦
1『四つ数えろ』メモ/話の進め方に手違いはあったけどね/反動的自主映画製作方法/言語道断フィルム/識者に聞くーゴダール論/何か、わけのわからないことがスクリーンに起こっている/情無用の映画/物語以外に何があるんだ VS山川直人/映画の呪いの中で叫びだしたくなる/フィルムの余白に/『女子大生・恥ずかしゼミナール』/熱狂はエル・パオに達す/私はフライシャーを支持する/幽霊フィルムの逆襲/
2 何度でも書くが、あの映画こそとことん危ない映画である/どうしたって、アメリカ映画は面白い/ヒッチコック/ロメール/負けるな、ヴェンダース/「タンポポ」の味/ここだけの話だが/欲望が映画を肯定する VS金井美恵子/シナリオ 私のフライシャー/70年代アメリカ映画ベスト10/トビー・フーパーへと至る長く困難な道/ゼメキスと伊丹十三/二人の無法者/○×式へんな映画ベスト3/ビデオには通俗性が欠如している/変なことについて/
3 メディアとしての映像、メディアとしてでない映像/ペテン師8ミリカメラマンは悩んでしまう/デヴィッド・クローネンバーグ、胸に輝くホラーの星/トビー・フーパーを弁護できるか/『椿三十郎』を不当に低く評価してはならない/大傑作『ビッグ・トラブル』に寄せて/企画会議『カリスマ』/飛行場のそばをスピルバーグは歩いている/『マリアの胃袋』はジャンルに奉仕する/物語の暴走、サミュエル・フラー/囁きかける悪意の罠/痛快な活劇が見たい、それなら『ラスト・ラン』だ/物語を紡ぐことこそ映画だと、そこんとこわかっているのか、みんな/ペッキンパーが思い出に変わる前に/北野武はいったい何を企てようとしたのか/いかんせん芸がなさすぎる/「水虎」をめぐって 往復書簡 VS高橋洋/『ヌーヴェルヴァーグ』に細部はない。あるのはシステムと全体だけだ/どこまでも観客に向けて作られた映画/
4 ソウル・レポート/『降霊』についての質問に対する答え/アルゼンチンの新聞「ラ・ナシオン」の記事作成のための質問への返答/ブラジルの新聞「ア・フォラ・ド・サン・パウロ」の記事のための質問と返答/拳銃ものシノプシス/『1975・1985・1995 私たちはどこから来たのか、私たちは何者か、私たちはどこへ行くのか』/『大いなる幻影』シノプシス/『アカルイミライ』シノプシス/
1992年版のためのあとがき
増補改訂版のためのあとがき
書籍名索引
人名索引
映画題名索引

出版社:エクスナレッジ
刊行年:2006年
ページ数:399ページ
サイズ:A5
フォーマット:ソフトカバー
言語:和文
付属品:カバー
状態:特に問題なく良好です。
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