REAR 芸術批評誌リア 芸術・批評・ドキュメント 季刊 2011年 no.25
芸術批評誌「リア」は現代における芸術に対して、批評・ドキュメントを介して多様な視座を生み出すことを目的とした雑誌です。また、中部・東海地域の作家や展覧会に見られる独自の視点を捕捉することに重きをおいています。
目次
特集:「橋本平八に就て」
・〈トーク・セッション〉小谷元彦×戸谷成雄「日本、彫刻の可能性」
・〈インタビュー〉舟越 桂「独自性と精神性〜不思議なかたちが立ち上がる時〜」
・橋本平八と現代の彫刻(家) 金井 直
・《石に就て》について 北澤憲昭
・橋本平八の台座と彫刻 石崎 尚
・木という素材に対する態度―橋本平八を起点に、仏像から現代の作家まで 中村麗子
・日本近代彫刻史における橋本平八 毛利伊知郎
第2特集「あいちトリエンナーレ2010について」
・あいちトリエンナーレ「シンポジウム1・2」と全体総括 藤川 哲
・トリエンナーレ=イフェクトと今後の課題 小西信之
・あいちトリエンナーレを訪れて 市原研太郎
・あいちトリエンナーレ2010のパフォーミング・アーツ 高橋森彦/安住恭子/亀田恵子/海上宏美/高橋宏幸
・あいちトリエンナーレ2010 プロデュースオペラ 長木誠司
・あいちトリエンナーレ映像プログラム 映像の第二世紀に向けて 尾辻里音
・往還・地熱の荒野から 国際美術展覧会とローカルアートを繋ぐ新たな機能 亀田恵子
・前期高齢者が見た「あいちトリエンナーレ」 井上隆生
批評
・『バッタもん』事件〜「ルイ・ヴィトンvs.神戸ファッション美術館」お粗末な顛末の備忘録 鷲見 麿
・「写真」への/という欲望 ジェフリー・バッチェン「時の宙づり――生と死のあわいで」展と『写真のアルケオロジー』をめぐって 門林岳史
・「肉アナ」礼讃 黒ダライ児著『肉体のアナーキズム』における中部前衛美術の挑戦と忘却 高橋綾子
・「属性」は誰のものか? 「“これも自分と認めざるをえない”展」をめぐって 橋本一径
・二〇一〇年、愛知県で起きたこと 白土舎閉廊と、あいちトリエンナーレ 井上昇治
レビュー
・「写真」は「庭」の位置にある 港千尋展「レヴィ=ストロースの庭」 管 啓次郎
・森村泰昌 なにものかへのレクイエム 牧野裕二
・小林亮介個展「展開する風景」 森本悟郎
・〈静けさのなかから:村上友晴〉展 萬木康博
・ロトチェンコ+ステパーノワ――ロシア構成主義のまなざし 江村 公
・唇としてのドローイング 有馬かおる「natural freedom」 千葉雅也
・石上純也 建築のあたらしい大きさ 南後由和
・ハンス・コパー展――20世紀陶芸の革新展 野村幸弘
・佐藤克久 はじまりのつづき/つづきのそれから 中西博之
・戸川英夫展 山本さつき
・額田宣彦―暗順応 嶋崎吉信
・「貴公子は縄を引き連れて」アート・アニメーション・フェスティバル2010 岡田昭憲
・関智生展 Real 千葉真智子
・[人間国宝]加藤孝造展 大長智広
・福岡栄展 self-portrait 浅野泰子
・cera-mix Part2 造形のチカラ 村山 閑
・倉地比沙支展―elegance― 村田真宏
・「絵の向こう側」―over the painting― 塩津青夏
・城戸保展 西村智弘
・庄司達展 空間の航行 高橋秀治
・2010やきもの新感覚シリーズ83th 桝本佳子展―パノラマ 陶の風景― 堀尾美紀
・「ふらっとアニメーション」 越後谷卓司
・「双曲線」―私小説「双曲線の作家たち」 藤田六郎
・加藤正嘉展 廣江泰孝
出版社:リア制作室
刊行年:2011年
ページ数:117ページ
サイズ:A5
フォーマット:ソフトカバー
言語:和文
付属品:なし
状態:新品です。