一個木匠和他的台湾博覧會 陳柔縉 A CARPENTER AND HIS TAIWAN EXPOSITION Chen Rou-Jin

日本統治時代の台湾、1935年10月10日から11月28日の会期で開催された「台湾博覧会」に関する資料集。著者は日本統治時代の台湾を今に伝える第一人者でありコラムニストの陳柔縉。当時の関係写真に加えて、この博覧会のために台北各地の様々な場所に設置された記念スタンプ(紀念章)300枚以上を初収録している。これらのスタンプは台湾人の翁楊雲源が所蔵していたもので、今まで公式に見ることのできなかった貴重なものである。レストラン、映画館、写真館、書店、文房具屋、印鑑や、薬局、お菓子、靴屋、コーヒーショップ、神社、お寺、温泉旅館など、こうした記念スタンプを通して1930年代当時の台湾文化や風俗が伺い知れるとともに、それぞれのスタンプのデザインもバリエーションに富んでおり、しかも美しい。付属で当時の「台湾博覧会鳥瞰図」と「台湾博覧会紀念台北市街図」の複製もついてくる。台湾のグラフィックデザイナー、王志弘のブックデザインにも注目して欲しい。

デザイン:王志弘/Wang Zhi-Hong

出版社 publisher:麥田出版社/RYE FIELD PUBLICATIONS
刊行年 year:2018
ページ数 pages:383
サイズ size:H211×W150mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:中文/Chinese
付属品 attachment:カバー、帯、地図二枚/dust jacket, wraparound band, 2 maps
状態 condition:良好です。/very good.
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