Kiyoji Otsuji: Note of Photography
写真ノート 大辻清司
目次
〈思い出〉を引き出させるもの
他者との違い
<箱庭>の空想力
等身大のリアリティー
目が味わい、目が感動する
<写真>と<肉眼>の関係
美人はなぜ美しいのか
真ん中の美学
最適な構成
撮るものはいつも<わかったもの>ばかり
<わからなくても面白い>もの
わからない写真
<味わい>とは何か
初心者の課題
モノに形を与えること
黒白写真の調子
現実からの逸脱願望
英雄写真に近づきたい
生まれつき持っているもの
イラストレーションとしての写真
挿図としての写真と本文としての写真
未来のカメラ
超えられない<常識>
ライカの<小型>を考える
前衛写真の意味
最初の一枚
初めての写真と様式
『プォトタイムス』との出会い
技術訓練
黒白写真の大義
見えてくるもの
ネガの整理
写真の表現と作り
撮りたい写真
写真の二面性
プロセス
直感の過程
<集まるもよし、失うもよし>
プリントの評価
<うまみ>の喪失
異質世界願望
<きまり文句>の有効性
サムシングの魅力
変わりゆくもの
わかりやすさの違い
自動化するカメラ
写真教育の実際
廃虚願望
老化現象の受けとめ方
写真に映る<気配>
一律・画一志向
写真の条件
カラー写真今昔
写真を撮る理由
あとがき
大辻清司作品 1948-1975
装幀:中垣信夫+島田隆
タイトル写植:モリヤマ
印刷+製本所:共同印刷
出版社 publisher:美術出版社/Bijutsu Shuppansha
刊行年 year:1989
ページ数 pages:327
サイズ size:H215×W155 mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー、帯/dust jacket, wraparound band.
状態 condition:経年並みです。帯少折れ。/good, slightly damaged on the wraparound band.