2011年に名古屋市美術館で開催された写真家・東松照明(1930-2012)の展覧会カタログ。彼のライフワークとなった「長崎」シリーズ、『太陽の鉛筆』から始まる沖縄に取材した一連の作品群など、これまでの展覧会の成果を踏まえながら、60年に及ぶ東松照明の表現の集大成を見せる本格的な回顧展となった。
Exhibition catalog of photographer Shomei Tomatsu (1930-2012) held at the Nagoya City Art Museum in 2011. A culmination of Shomei Tomatsu's 60 years of expression, based on the results of past exhibitions, including the "Nagasaki" series that became his lifework, and a series of works interviewed in Okinawa starting with "Pencil of the Sun". It became a full-fledged retrospective show.
目次
破片と残材ー東松照明の「家」その他の連作 倉石信乃
展覧会のためのノート 竹葉丈
図版
1 記憶の肖像、廃墟の光景
2 占領/アメリカニゼーション
3 投影―時代と都市の体温
4 長崎―被爆・記録から肖像へ
5 泥の王国
6 太陽の鉛筆―沖縄・南島
7 "他者"としての日本への回帰―京・桜
8 "インターフェイス"一撮ることと作ること一
年譜 笠木日南子編
展覧会歴 笠木日南子編
主要文献目録 竹葉丈・笠日南子編
出品リスト
編集:名古屋市美術館(竹葉丈)
表紙デザイン:垣本正哉(株式会社D_CODE)
制作:印象社
出版社 publisher:「写真家・東松照明 全仕事」展実行委員会
刊行年 year:2011
ページ数 pages:307
サイズ size:H300×W226mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:
状態 condition:経年並みです。/good.