bi-monthly photo review No.1
写真通信 創刊号

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1970年代に東京・新宿を中心に、「プリズム(PRISM)」、「キャンプ(CAMP)」、「プット(PUT)」といった写真家たち自身で運営する自主ギャラリーが相次いで誕生していく中で、「ワークショップ写真学校」を主催した東松照明の事務所の一室で、総合的な情報交換の必要性と、新たな写真の水脈・水路の開拓を目的にメディアとしての「写真国」が誕生した。本書は当時のメンバーの中心人物でもある矢田卓を発行人として出版された紙媒体の同人誌『写真通信』の記念すべき創刊号。出版当時の発行所は写真集コレクターであり住職だった金子隆一の正行院内に設置されている。目玉としては流しの写真家・渡辺克己のインタビューが読みどころだが、無名とも言える若い写真家らの情報発信の場という意味合いが大きい。

<本文内容>
燃えさかる まなざしの現在を! 「今日の写真・展77」開催決定
写真の岸辺1 植田正治 不意の<故郷> 稲川方人
「ロッキー」ごときにアメリカが撃てるか! 柳町光男
写真はジプシーにも似て たにあらた
新しい観客と出会う 島之内会ジョイント・コンサートで
アベドンの沈黙のはじまり 興松良昌
時評 写真の生活1 矢田卓
写真はいつも一人旅 インタビュー 渡辺克己
<写壇の巨星>安井仲治・中山岩太・小石清を偲ぶ作品展 金子隆一
写真集「NUMBER」資料展と三つの展覧会 文責・川島敏生
羅針盤
写真展「東京ブルース」 荒木経惟

出版社 publisher:写真国/Shashinkoku
刊行年 year:1977
ページ数 pages:11
サイズ size:H295×W140mm
フォーマット format:
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:
状態 condition:経年並みです。/good.
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