武井武雄 空想へのいざない展 ファミリー美術館'99 Takeo Takei

武井武雄(1894-1983)は明治27年、長野県生まれの童話作家、版画家。彼は東京美術学校西洋画科を卒業後、大正10年から児童雑誌『子供之友』などに子供向けの絵を描き始める。大正11年の『コドモノクニ』創刊に際しては企画の段階から参加し、大正14年には銀座資生堂画廊において初の個展「武井武雄童画展」を開催し、「子供のために描かれる絵画はそれ自体がすぐれた芸術作品でなくてはならない」という主張のもとに、当時それまで童話などの添え物として軽視されがちだった子供のために描かれた絵画を、童画と命名して芸術にまで高めたとされる。童画のパイオニアとして彼の作品は現在でも高く評価されている。
本書は1999年に茨城県近代美術館で開催された展覧会カタログ。童画、版画、書籍、かるた、凧などをカラーで収録。

出版社 publisher:茨城県近代美術館/The Museum of Modern Art, Ibaraki
刊行年 year:1999
ページ数 pages:124
サイズ size:H270×W224mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:
状態 condition:奥付に少書き込み。/wrote in colophon
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