少年ㄞ國 ㄞ國歌曲2 Taiwan independent compilation 2001 角頭音楽 015
『角頭音楽』シリーズは1998年9月に張四十三によって設立された台湾のインディペンデントな音楽レーベル。会社は台北の士林にある。レーベル名の「角頭」とは中国語(台湾語)でヤクザを意味する。それは彼の出身地が"雲林"という不良たちの出身地が多く輩出された地域であったということ、そして子供時代から張氏にとってヤクザの闇社会がとてもミステリアスで魅力的な存在であったことから『角頭音楽』と名付けられた。
『角頭音楽』の製作方針は一般的な流行歌を扱う音楽レーベルとかなり違っている。『角頭音楽』は社会主義を理想的な気質としている。それは、会社の内部に階級を作らない事。ミュージシャンに所属、契約など制約を与えない事など、『角頭音楽』はいつもミュージシャンに敬意を表し、彼らに最良の創作スペースを与えることを信条としている。さらに写真撮影やジャケットデザインなど、アルバムを作るその一つ一つの工程に対しても、自由な権限を製作者たちに与えている。『角頭音楽』のミュージシャンたちは一般的なメジャーレーベルのように、スーパースターのような華やかな人達はいない。そのほとんどは台湾本土のインディペンデントなミュージシャンや原住民たちである。それゆえに彼らの存在、音楽には純粋で豊潤な生命力が溢れている。
近年、『角頭音楽』は積極的に台湾各地に「海洋音樂祭」、「亞細亞部落民謠節」、「女搖滾」といった大規模な音楽祭を自ら企画・主催するなど、インディペンデントなレーベルとして台湾音楽に新しい血を注入し続けている。全ては台湾独自の音楽の持つ豊かさをもっと世界中の人々に広めたいという信念を持っているからである。
『角頭音楽』の特徴は、台湾独自の音楽を収録しているだけではない。レコードジャケットのような紙ジャケットというインパクトのある大きさ(大きさはLPサイズよりもやや小さい)に、台湾を代表するデザイナー・蕭青陽の恰好の良いデザインなど、『角頭音楽』はその存在感からしてコレクタブルな逸品である。
視聴用音源 03 窺/蘇打僉Spying/sodagreen
01 假若/甲若ーIntro/Jarol
02 時鐘裡的人/八十八顆芭樂籽ーClockpeople/88 Balaz
03 窺/蘇打僉Spying/sodagreen
04 SO WHAT/So What
05 存在/強辯ーExistence/Champion
06 淫蟲/噬菌體HornyーBastards/Bacterio Phage
07 紅色優雅族群/複製人ーSweet Red Honeys/The Clones
08 繞/ECHOーEcho/ECHO
09 有風的雨季/雪莉樂ーWindy Rainy Day/Sherly Loves
10 大學的意義/E-CupーCollege, Kiss my Ass/E-Cup
11 複製羊/牙套ーCloned Sheep/Braces
12 小綿羊趕集/旺福ーSheep in the Marketplace/Won-Fu
監修=張四十三
デザイン=蕭青陽工作室(Xiao Qing-Yang)
出版社 publisher:tcm
製作年 year:2001
サイズ size:H250×W250mm
フォーマット format:CD
付属品 attachment:紙ジャケット/sleeve
状態 condition:ほぼ新品です。/like new.