レヴィナスと「場所」の倫理 藤岡俊博

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本論考はエマニュエル・レヴィナス(1906-1995)の思考を「場所」という概念を導きの糸としながら、思想史的に研究したもの。

目次
凡例
序 レヴィナスの「場所」へ
第1部 具体性の諸相
第一章 現象学による具体的空間の復権
 第一節 「フライブルク、フッサール、現象学」
 第二節 フッサールからハイデガーへ
 第三節 「マルティン・ハイデガーと存在論」
第二章 存在への繫縛と存在からの逃走
 第一節 「具体的なものの神秘主義」
 第二節 存在への繫縛「ヒトラー主義哲学に関する若干の考察」
 第三節 存在からの逃走 「逃走について」
第三章 異教とユダヤ教
 第一節 異教とユダヤ-キリスト教的連帯
 第二節 選びと狂気
第2部 環境世界と根源的場所
第一章 『実存から実存者へ』の「世界」概念
 第一節 道具と趣向性
 第二節 糧と欲望
第二章 <ある>と融即
 第一節 <ある> 存在者なき存在
 第二節 <ある>の物質性と内部性の破綻
 第三節 <ある>と「未開」心性分析 レヴィナスのレヴィ=ブリュール読解
第三章 <ある>からの脱出 「場所」の所有
 第一節 世界内存在の空間性
 第二節 根源的場所としての「ここ」
 第三節 環境世界の思想圏 ダルデルと現象学的地理学
第3部 居住と彷徨
第一章 存在論批判へ 五〇年代の展開
 第一節 存在論の「根源性」批判
 第二節 四方域をめぐって
 第三節 フッサールの再解釈
第二章 居住の倫理 『全体性と無限』
 第一節 形而上学的欲望と<同>
 第二節 『全体性と無限』の環境世界論(1) 生・享受・身体
 第三節 『全体性と無限』の環境世界論(2) 環境・元基・感受性
 第四節 『全体性と無限』の環境世界論(3) 家・所有・労働
第三章 他性の在り処 <同>から<他>へ
 第一節 スプートニク、ガガーリン
 第二節 異教・無神論・一神教
 第三節 異教に抗して レヴィナスとローゼンツヴァイク
 第四節 居住と彷徨 レヴィナスのハイデガー解釈の再検討
第4部 非場所の倫理
第一章 場所論的転回 「場所」から「非場所」へ
 第一節 『全体性と無限』直後の歩み
 第二節 場所論的転回の概念構成(1) 痕跡
 第三節 場所論的転回の概念構成(2) 近さ
第二章 『存在するとは別の仕方で』の場所論的読解
 第一節 非場所の倫理と「身代わり」の記号論
 第二節 他者のために 再帰の「場所」
 第三節 呼び声の届く場所 「非場所」的主体性の描出の試み
第三章 「非場所」のさまざまな相貌
 第一節 回帰する子午線 レヴィナスとツェラン
 第二節 詩人の占める場所 レヴィナスとジャベス
 第三節 息と雰囲気 レヴィナスと精神病理学
第5部 レヴィナスとイスラエル
第一章 離散とイスラエルのはざまで
 第一節 教育者レヴィナス ENIOでの活動
 第二節 「場所とユートピア」
第二章 困難なシオニズム 六日戦争とその後
 第一節 「約された地」か「許された地」か
 第二節 ユダヤ教パリ学派と帰還運動 六日戦争をめぐって
 第三節 場所かつ非場所 人間のユートピア
結び「場所」をこえて
あとがき

参考文献
事項索引
主要人名索引

出版社 publisher:東京大学出版会
刊行年 year:2014
ページ数 pages:495
サイズ size:A5
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー、帯/dust jacket, wraparound band
状態 condition:良好です。/very good.