野島康三 写真集 光田由里 監修 YASUZO NOJIMA

野島康三(1889-1964)は日本の芸術写真の勃興期である明治30年代から写真制作を開始し、昭和初期にはピクトリアリズムと呼ばれた絵画的な様式から脱却し、ストレートな表現へと移行していく。1960年代後半から徐々に野島の写真が脚光を浴びるようになり、再評価の機運を得るようになった。野島の活動は近代写真の父アルフレッド・スティーグリッツにも通じるとして高い評価を得、1997年には東京国立近代美術館で「アルフレッド・スティーグリッツと野島康三」展も開催されている。本書では彼の生誕120年を迎え、没後45年を経て、初めて出版された本格的な作品集。現存しているヴィンテージプリントの約半数にあたる119点の作品を網羅し、オリジナルの色、トーンの違い、技法、作風、そして質感まで忠実に再現している。加えて野島研究の第一人者である光田由里氏による書き下ろしの作家論も収録している。

目次
はじめに
謝辞
図版
 Section 1.
 Section 2.
 Section 3.
 Section 4.
野島康三 写真の存在論 光田由里
野島康三 年譜
作品リスト

監修・テキスト:光田由里
編集:アイヴァン・ヴァルタニアン(ゴリーガブックス)、和田京子(ゴリーガブックス)
ブックデザイン:アイヴァン・ヴァルタニアン(ゴリーガブックス)
レイアウト・題字:庄子結香(カレラ)

出版社 publisher:赤々舎/AKAAKA ART PUBLISHING
刊行年 year:2009
ページ数 pages:191
サイズ size:H257×W183 mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー/dust jacket.
状態 condition:カバー少汚れ。/slightly damaged on the dust jacket.
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