ジェンダー写真論 1991-2017 笠原美智子 Michiko Kasahara

女性やLGBTの写真家、現代アート作家はいかに社会と対し、表現してきたかを探るテキスト・決定版。(帯文より)

目次
まえがき
世界篇 民族とセクシュアリティ
1991 セルフ・ポートレイトで既存の女性イメージを解体する
1993 ダイアン・アーバス小論 ふたつの眼差し 父なるものの影
1997 病と老いを克服する写真 視線のポリティクス
1998 "ヌード写真"から身体を回復せよ
2010 エイズをめぐる表象
1996 人種、階級、セクシュアリティとジェンダー
2004 アナ・メンディエタが示した多文化アメリカの表現の可能性
2017 インドの変化し続ける写真家、ダヤニータ・シン
日本篇 戦後と高度経済成長とジェンダー
2005 石内都作品に見る戦後日本の「記憶」
2005 日本現代美術における女による女のセクシュアリティ再考
2007 やなぎみわ作品に見る現代日本女性の意識
2008 わたしたちの身体はまだ"戦場"のままか
2017 森栄喜の拡大家族
2012 「失われた二〇年」と女性写真家の表現
2017 囚われの荒木
あとがき

ブックデザイン:服部一成、佐藤豊

出版社 publisher:里山社/Satoyamasha
刊行年 year:2018
ページ数 pages:413
サイズ size:B6
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー、帯/dust jacket, wraparound band.
状態 condition:カバー少傷あり。/slightly damaged on the dust jacket.
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