2011年に初の個展『KAZAN』をG/P Galleryで開催し、尚且つ同年発行のオランダの現代写真雑誌「Foam magazine」の若手を特集するtalent号に名を連ねる等、昨今期待の写真家として頭角を表している細倉真弓の写真集。2012年に台湾滞在中に撮影した写真を、19世紀に発明された古典的写真技法「ティンタイプ(Tyntipe)」で応用し、タイトルが指し示す通りの浮游感溢れる世界観を提出した。色の重層的な重なりと展開、イメージの表面に漂う泡とその奥に佇む被写体はどこかおどろおどろしい。出版は台湾のインディペンデントなパブリッシャー、「waterfall」から。作品のイメージを大切にした造本も高く評価したい。サインあり。
細倉真弓インタビュー
その1
細倉真弓インタビュー
その2
限定500部/Limited edition of 500
出版社 publisher:waterfall
刊行年 year:2014
ページ数 pages:80
サイズ size:H296×W190mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:/中文/部分的に英文と和文-Chinese/English and Japanese in some parts
付属品 attachment:プラスチックケース、別紙テキスト(英文/中文)/plastic case, attached text sheet in Chinese and English
状態 condition:サインあり。新品です。/new, signed.