組版原論 タイポグラフィと活字・写植・DTP 府川充男 電子聚珍版
実のところ、いま最も切実に必要とされているのは
先行する世代の経験の継承と「電子的復元」であり、
そのための智識は何よりも活字時代の資料から汲み取られる外ない。
活版印刷史研究と精密組版の実践で知られるタイポグラファーが
その視点と技法のすべてを初めて体系的にまとめあげた待望の「超実用書」!!(帯文より)
目次
[第一章]
タイポグラフィへの視線
新字と神字 近代日本における<文字>の発明
"近代和文活字の曙"を概観する
明治初年の「非本木系活字」
小括・築地体と秀英体
『活字礼讃』に寄す
明治の新聞紙面と組版意匠の変遷
[図録=組版技法]
[第二章]
和文組版ルールと技法のベーシックス
ディジタル組版システムと漢字字体
BIBLOS 外字逍遥
一律一歯詰め組版を排す
写植およびQuarkXPressにおける組版演算の基礎
印刷・製本:光邦
出版社 publisher:太田出版
刊行年 year:1996
ページ数 pages:395
サイズ size:H264×W182mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー、帯/dust jacket, wraparound band.
状態 condition:カバー少傷み、背少ヤケ。/slightly damaged and sunburned on the dust jacket.