ことばのない思考 事物・空間・映像についての覚え書 初版二刷 多木浩二 評論集
KOJI TAKI

JP / EN
1969年から1972年にかけて多木浩二が連載ならびに寄稿した『デザイン』『アサヒカメラ』『日本読書新聞』などの各記事に一部加筆をして単行本としてまとめたもの。1975年の二刷ではカバーのデザインが異なっている。

目次
1 写真についてのイロニー
 眼と眼ならざるもの
 まなざしの厚みへ
2 断章1
 写真に何が可能か
 フォトモンタージュの復活
 表現することと行為することのわかちがたさ 内藤正敏写真展
 事故現場見取図 出来事の意味
 来たるべきことばのために 中平卓馬写真集
 反都市としての表現
 ゴダールの「ウィークエンド」
3 ふたりの建築家
 篠原一男についての覚え書 「花山の家」まで
 虚像の行方 磯崎新論
 意味の空間 再び篠原一男について
 他人のなかの自己の世界 磯崎新の小さな銀行
4 断章2
 かたちの復権 建築におけるイコン
 具体物の輝き あたらしい象徴
 物質? 機能? 記号?
 中心への回帰 焦点のない遠近法へ
 「ケ」の世界 白井晟一「親和銀行本店」をみて
 表現の変質 スターリングの意図
 合理的制度へのイロニー 倉俣史郎の仕事
 機械の位置づけ インスタント・シティ小論
5 空間・記号・イコン
 「なにもない空間」と「ありすぎる空間」 現代建築への問い
 意味への渇き ものと記号
 イコノロジーとメタ・イコノロジー
 「描かれた建築」と「描かれた書物」 ことばとまなざし
あとがき

出版社 publisher :田畑書店/Tabatashoten
刊行年 year:1975 第ニ刷 second printing
ページ数 pages:365
サイズ size:H195×W133mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー/dust jacket
状態 condition:表紙端少傷み。/slightly damaged on the edge of the cover.
Overseas shipping available. If you would like to order the book please contact us directly by email or via online inquiry form.
我們提供海外郵寄服務。若您欲購書請直接來信或填寫線上表單