REAR 芸術批評誌リア 芸術・批評・ドキュメント 季刊 2009年 no.22

芸術批評誌「リア」は現代における芸術に対して、批評・ドキュメントを介して多様な視座を生み出すことを目的とした雑誌です。また、中部・東海地域の作家や展覧会に見られる独自の視点を捕捉することに重きをおいています。

目次
特集 「必須芸術宣言。」
・〈座談〉『人類にとって「アート」とは何か?』  中村英樹/堀浩哉/中島智
・ぼくにとって表現するということ  小林英樹
・〈インタヴュー〉 芹沢高志「P3前史:遭遇すること、生きていく現場感覚へ」
・〈インタヴュー〉 額田宣彦「必然性の絵画」
・作ること  田中功起
・〈アンソロジー〉:part1
・神経症者が生き延びるために芸術は必要なのだ  海上宏美
・〈インタヴュー〉 後々田寿徳「梅香堂だより。オルタナティヴな場に、ひとり佇んで」
・〈レポート〉 土取利行×高木正勝「異文化横断の旅 〜ピーター・ブルック劇団の現場から〜」
・〈インタヴュー〉 高木正勝『「型」をはみ出したときに生まれるもの』
・芸術の共同性について思ったこと  井上昇治
・〈インタヴュー〉 田中泯「いま、最も重要な観客は自分自身となった。」
・〈アンソロジー〉:part2
批評
・現代音楽”コンサートイベントのあり方をめぐって―「電子音響音楽シンポジウム&コンサート2009」の論評を通して―  中村滋延
・橋本夏夫の彫刻  嶋崎吉信
・「イメージフォーラム・フェスティバル2009」/テーマ上映会「実験映画の長編&大作」―名古屋に定着してきた実験映画イベントの構造と楽しみ方  尾辻里音
・「原口典之展 社会と物質」  小林晴夫
・ヴィデオ・アートのフォーマリズムは可能か―「ヴィデオを待ちながら」における美術史的言説 西村智弘
・病んでいる現代の形象化 ―柳澤紀子展「水邊の庭」を見て  青木健
・見えないものに向ける眼差し「佐藤真の世界〜ドキュメンタリーの未来へ」を観て  越後谷卓司
・芥川紗織展〜叫びと沈黙の絵画  丸地加奈子
レビュー
・物語無残「アヴァンギャルド・チャイナ 〈中国当代美術〉二十年」展を見て   千葉成夫
・元永定正展  山本淳夫
・ジュゼッペ・ペノーネ展  浅野泰子
・「あら、尖端的ね。」―大正末・昭和初期の都市文化と商業美術―  中間志織
・田島秀彦展『楽園の少年』  北川智昭
・ハポン劇場『草枕』  原沢暁子
・第6回 はるひ絵画トリエンナーレ  田境志保
・中條直人展 BEHIND  松田愛
・染谷亜里可 モンスター  生田ゆき
・表象としての陶/磁/器  立花昭
・THE CAVE  笠木日南子
・循環と逆接を内包する彫刻オブジェ 伊藤誠展  日沖隆
・吉増剛造展 光の棘 Epines de lumiere  土肥秀行
・山田純嗣展 絵画をめぐって―The Pure Land―  千葉真智子
・浅田政志写真展『浅田家』  大竹敏之
・平田あすか『サボテンノユメ』  田中由紀子
・関智生展『赤い風景』  石崎勝基
・金徳龍展  山脇一夫
・「島田鮎子―たおやかな色と形―」  菅原真弓
・FLAT GLASS ―平面から浮かぶもの  堀尾美紀
・「再考」すること 常設展示「竹田大助・再考」  山田諭
・映像メディアのコンテキスト メディアセレクト2009  水野勝仁
・ヤノベケンジ《ウルトラ》展  酒井千穂
・花塚愛展  井上隆生
・第5回円空大賞展  野村幸弘
・ノルウェーの昔話 The Companion  亀田恵子
・津田直 果てのレラ  鈴木俊晴

出版社:リア制作室
刊行年:2009年
ページ数:98ページ
サイズ:A5
フォーマット:ソフトカバー
言語:和文
付属品:なし
状態:新品です。
Overseas shipping available. If you would like to order the book please contact us directly by email or via online inquiry form.
我們提供海外郵寄服務。若您欲購書請直接來信或填寫線上表單