変幻する彩土 松井康成の世界 Matsui Kosei

1996年に茨城県近代美術館で開催された作陶家、松井康成(1927-2003)の展覧会図録。松井康成は昭和2年(1927)、長野県生まれ。昭和19年(1944)に父親の生地である茨城県笠間市に移住し、同32年(1957)に同地の月崇寺の住職となり、その3年後、境内に築窯、作陶活動を開始する。この頃から中国や朝鮮、日本の古陶磁を研究、特に中国宋代の磁州窯の練上手による名品に魅了され、田村耕一(1918-1987)に師事し、練上手の指導を受ける等、一貫して練上の研究を重ね、陶芸に新しい美の領域を開拓したと言われている。本書では初期から1990年代までの作品をカラー図版で紹介。

目次
松井康成の芸術と思想
ー壷から珠へ、珠から靈への作陶行ー 乾由明
対談 松井康成 加藤貞雄
作品
初期作品/練上
嘯裂/象裂
堆瓷/破調/刻彫
風白地/晴白/華文
萃瓷
クレイ画
松井康成のことば
技法解説
出品目録
年譜
文献目録

出版社 publisher:茨城県近代美術館/The Museum of Modern Art, Ibaraki
刊行年 year:1996
ページ数 pages:202
サイズ size:H273×W223mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:
状態 condition:最終ページ余白書き込みあり/marked on the last page
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