戦時臺灣的聲音 1943 黒澤隆朝 高砂族の音楽 復刻 暨漢人音楽 Sounds from Wartime Taiwan 1943

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Sounds from Wartime Taiwan 1943: Kurosawa and Masu's Recordings of Taiwan Aboriginal and Han Chinese Music
この復刻版の内容は第2次世界大戦の最中に黒沢隆朝(1895-1987)と桝源次郎(1904-1995)が1943年に台湾で行った先住民族と漢民族音楽調査成果の一部を豊富な資料、テキスト、論考とCDによる付属音源によってまとめたもの。付属CDには1974年に黒沢が編集に関わり当時のビクター音楽産業から発売された『高砂族の音楽』の音源に加えて、長らく行方不明とされていた漢民族音楽6曲と解説が収録されている。これらの録音は戦時中の台湾音楽を記録した唯一の音声であり、最も包括的な内容として非常に貴重な資料が復刻されたことになる。

黒沢隆朝と桝源次郎は日本戦時中の代表的な南方音楽の専門家である。太平洋戦争勃発後、彼らは台湾総督府外事部の協力の下、「台湾民族音楽調査団」を結成。彼らの目的は台湾総督府の音楽文化政策を援助し、確立する事で、日本以外の植民地のモデルとなるためだった。1943年に調査団は渡台し、1月末から5月初めまで約3ヶ月をかけて台湾全島の音楽調査を実施した。全島21ヶ所の台湾先住民部落を踏査し、また台北、台南、高雄の漢民族音楽と戯曲の演奏団体を訪れた。その他数百名に及ぶ先住民と漢民族出演者の音楽を各放送局やスタジオで録音し、舞踊や儀式も撮影をした。同年5月に無事調査結果を日本に持ち帰り、映像と録音の編集を行い、26枚のSPレコード『台湾民族音楽』と全10巻のドキュメンタリー映画『台湾の芸能』を製作した。残念ながら、これらの成果物は東京大空襲時にそのほとんどが焼失した。
その後幸いにして残った26枚のSPレコードの中から選出した音源を12枚のレコードに編集し、1951年に国際民俗音楽学会(現国際伝統音楽学会)本部とユネスコの教科文組織に寄贈した。1973年に、黒沢は1943年の台湾先住民族調査の内容を改めて整理し、『台湾高砂族の音楽』(雄山閣)という書籍を出版。翌年には26枚のSPレコードの先住民音楽の部分を選出したものをLPレコード『高砂族の音楽』にしてビクター音楽産業(現在のビクターエンタテインメント)から発売した。2000年代にはいり、当時の台湾音楽調査をさらに補完するための調査を始め、国立音楽大学や秋田県立博物館、また遺族からの一次資料の入手、そして漢民族音楽に関する音源がイギリスの図書館音声資料館で発見され、新たな音源や解説を加えて復刻されたのが本書である。

目次
序文 項潔 (劉麟玉 訳)
編者による序文の一 王櫻芬 (劉麟玉 訳)
編者による序文の二 劉麟玉
凡例
『高砂族の音楽』黒沢隆朝 監修・解説
曲目表
推薦の辞 東洋音楽学会
序文 岸辺成雄
解説にあたって
解説
漢民族音楽(『台湾民族音楽』より) (山口修 訳)
曲目表
解説の一 黒沢隆朝
解説の二 桝源次郎
黒沢隆朝の談話
「東南アジアの音楽」についての談話の一節(1963.2.2.) 黒沢隆朝(テープ起こし:劉麟玉)
デザイン=江宜蔚/Chiang I-Wei

出版社 publisher:国立台湾大学/National Taiwan University
刊行年 year:2008
ページ数 pages:268
サイズ size:H298×W146mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:中文/和文/英文-Chinese/Japanese/English
付属品 attachment:CD3枚/3 CDs
状態 condition:特に目立った傷みなく良好です。/very good.