中西夏之展+中西夏之ノート Nakanishi Natsuyuki catalogue+The note of Nakanishi Natsuyuki

1989年に西武美術館で開催された中西夏之の展覧会「中西夏之展 正面の絵 緩やかに ひらかれゆくとき」図録。中西は1950年代にデッサンと絵画を発表して以来、様々な素材と取り組んだ作品を発表してきた。赤瀬川原平(1937-2014)、高松次郎(1936-1998)の3人の頭文字を英訳してつなげた前衛アート集団「ハイレッドセンター」の一人として、オブジェやハプニングを発表し、また舞踏とのコラボレーションを展開するなど絵画の可能性を深化させている。本書は上記展覧会で展示された1980年代の絵画作品を収録した一冊と、中西のノート、制作日誌、教程、図表、ドローイング、ワーキング・ドローイング、原稿、そして「千円札裁判」の裁判証言録、対談などで構成された「中西夏之ノート」の2冊セット。

中西夏之展
目次
[たとえば抽象の渚で] 辻井喬
正面性の勝利 松浦寿夫
図版
 絵画 1978-1989
 絵画への照射
出品作品リスト
中西夏之年譜
参考文献

中西夏之ノート
目次
循環する肖像画の計画
顔を吊す双曲線(抜粋)
睡眠の器・橋 絵の形への演習
橋の上
上皿天秤について
都市の内側と海に接した外側
「山頂の石蹴り」と云う題について
「山頂の石蹴り」ドローイング
上下する高空と地表の間
制作日誌 M字型 その他
不合流(正面性・眺めること)(抜粋)
君が僕の前にいるのは...
絵の姿形
ワーキング・ドローイング「作業から作業への結び目 1981-1985」
手・エマンディタシオン
<千円札裁判>における中西夏之証言録
対談:土方巽-中西夏之「白いテーブルクロスがふれて」
作業心得 バリエーション 1977年

編集・発行:西武美術館
デザイン:松永真

出版社 publisher:西武美術館/The Seibu Museum of Art
刊行年 year:1989
ページ数 pages:193+137
サイズ size:H275×W268mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/部分的に英文-Japanese/English in some parts
付属品 attachment:函/slip case.
状態 condition:経年並みです。/good.
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