拡張するファッション 林央子 Nakako Hayashi

本書では1995年以後のコム デ ギャルソンやマルタン・マルジェラ以降のファッションにおけるクリエイティブなシーンと、その周辺の写真家やアーティストの声、雑誌媒体の動きを取りあげている。

目次
Introduction ファッションを考える、ファッションが楽しくなる
Chapter 1 Action Speaks Louder Than Words
自発性とマルチクリエイティビティ
ガーリーとは何だったか?
キム・ゴードン、1996年 ラディカルに生きる
ソフィア・コッポラ、1996年「やりたいことがたくさんある」
ヒロミックス、2001年「21世紀はいろいろな職業を持っていい時代になる」
長島有里枝、2001年「写真より文章の方がいいことが出てくるかもしれない」
ミランダ・ジュライ、2010〜2011年
「自分でも説明がつかないけれど、挑戦したいと駆り立てられるの」
Chapter 2 クリエイティブファッション
システムそのものを構築するクリエイターたち
やり方は自分たちでつくる
パリコレ、多様化の行きつく先に
BLESSのコラボレーションワーク
BLESS ある美術館での表現
前田征紀とCOSMIC WONDERの歩いた道
パスカル・ガテン 新たなるファッションの平野へ
Chapter 3 スーザン・チャンチオロ
ファッションでもアートでもなく
スーザン・チャンチオロという生き方
2002年春、「誰もひとりでは生きていけない」
ファッションもアートも超えた今日的なものづくり
2010年冬、「どんな瞬間もクリエイティブに生きることができる」
2010年秋、京都のドキュメンタリー
Chapter 4『Purple』は何を変えたのか?
インディペンデント雑誌、個人出版の出発点
『Purple』、インディペンデント出版の系譜
『Purple』の1990年代
エレン・フライス、2003年「いいえ、私は編集者よ!」
エレン・フライス、2008年「雑誌をつくることは、アートプロジェクトと同じ」
『Purple』10年史
BLESSとインディペンデント雑誌
ベンジャミン・ソマホルダー、2007年 Nievesの魅力
エレン・フライス、2010年
「私たちはある地点において、自分たちのテイスト以上に成功していた」
Afterword
Nakakoとわたし 文=エレン・フライス
Acknowledgements
お世話になったみなさまと、まだ見ぬ読者の方々へ
Chronicle
1910-2011 ファッション年表

デザイン=服部一成、田部井美奈
カバー写真=ホンマタカシ
編集=岡澤浩太郎

出版社 publisher:ブルース・インターアクションズ/blues interactions
刊行年 year:2011
ページ数 pages:207
サイズ size:B6
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー、帯/dust jacket,wraparound band
状態 condition:特に問題なく良好です/very good
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