REAR 芸術批評誌リア 芸術・批評・ドキュメント 2014年 no.32 本をとどける
芸術批評誌「リア」は現代における芸術に対して、批評・ドキュメントを介して多様な視座を生み出すことを目的とした雑誌です。また、中部・東海地域の作家や展覧会に見られる独自の視点を捕捉することに重きをおいています。
目次
特集「本をとどける」
・〈対談〉:菊地敬一&古田一晴 本をとどける―芸術と通俗という葛藤の中で
・〈コラム〉:ぼくたちの時代 島田潤一郎
・〈コラム〉:本を配達する――二年目の取次 川人寧幸
・〈インタビュー〉:鈴木 宏 〜知の方向を示す出版社〜「読む」ことは考えること
・〈コラム〉:時代を超えた「出会い」づくり―データベース「ざっさくプラス」の構築を通して― 晴山生菜
・〈コラム〉:芸術系大学の図書館のささやかな試み 大橋基博
・最高を、丁寧に。――月刊「母の友」と「こどものとも」の歩みより 高松夕佳
・〈コラム〉:持つための本〜記録と伝達と〜 服部清人
・〈コラム〉:なぜ本を作るのか 千葉由美子
・名古屋豆本のゆめ 岡本信也
・〈コラム〉:アートブックにおけるインディペンデント・パブリッシングの現在 黒田義隆
・学術書と「地産地消」 橘 宗吾
・〈コラム〉:アーカイヴの「本」をとどける 橘川英規
・学術書への助成と出版における課題 栗田秀法
・〈コラム〉:BankART出版のDNA 池田 修
・いま、なぜヴァザーリなのか 森田義之
・〈コラム〉:イオスアートブックスの試み 筒井宏樹
・〈コラム〉:「もの」としての写真集の復刻 金子隆一
・伊藤廉『絵の話』 浅野泰子
・〈コラム〉:画集を編むこと――小学館・藤田嗣治画集の刊行を終えて 林 洋子
・アートとしての本を見る/考える 森田 一
・〈コラム〉:美術館と一体化した出版活動をスタート 森 陽子
・古本屋の窓から見上げる空模様 鈴木 創
批評
・現代美術におけるリアリストたち―「驚くべきリアル」展と「手探りのリアリズム」展より 大澤慶久
・トータル・リコール――羽永光利の仕事 羽永太朗
・「グループ『幻触』と石子順造 1966-1971」展を巡って 尾野正晴
・「東北記録映画三部作」とその先に ―濱口竜介試論― 越後谷卓司
レビュー
・加藤松雄個展「相補する抽象と自然」 日沖 隆
・親子で楽しむアートの世界 遠まわりの旅 澤渡麻里
・この社会に漂う「放射能」 愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品第22弾 『放射能』監督:舩橋淳 中沢あき
・荒木経惟 往生写集―顔・空景・道 中村史子
・井上洋介図鑑展―漫画、タブロー、絵本― 丸地加奈子
・第7回円空大賞展 受け継ぎ挑む 独創の表現者たち 大長智広
・ハイブリッド・ミュージック/AACサウンドパフォーマンス道場 特別講演 山本裕之
・ア・ターブル!―ごはんだよ!食をめぐる美の饗宴― 古屋梨奈
・増山たづ子 すべて写真になる日まで 楠本亜紀
・はしもとみお展 動物たちからの手紙 高橋秀治
・ボーダレス・アート・コレクション―芸術がほどいてゆく境界― 森田靖久
・第一回瀬戸・藤四郎トリエンナーレグランプリ受賞者展「田中良和展」 村山 閑
・清須ゆかりの作家 鳥羽美花展 時空を超えて―辿りついた場所より 柴辻政彦
・APMoA Project, ARCH vol. 9 山内崇嗣「くるみの部屋」 牧野駿吾
・日比野ルミ展 ‘Let There be Light’ 高北幸矢
・横内賢太郎 展 Between the Lines 吉田映子
・「朽―残骸の美学―」水野シゲユキ展 都筑正敏
・ファン・デ・ナゴヤ美術展2014 虹の麓―反射するプロセス― 副田一穂
・金澤麻由子『動く絵』 原 久子
・Moosic in 中川運河 平田哲生
・今村文の、蜜蝋による花の絵画 今村文「絵という肉体を持った幻」 和田浩一
・Transfer Land 渡される(移される)土地(世界) 石崎 尚
・思春の森 尾野訓大 個展 惣城友美
・現代いけばなの最前線 花いけLIVIZM 花道家 上野雄次の花いけ ライブ・パフォーマンス 鈴木敏春
・小川健一 新作展 山本さつき
・山本一弥 展 相似の庭III 三井知行
・久米亮子展 ―window― 喜田早菜江
・城戸保「ある風景」 鈴木俊晴
トピックス
バックナンバー
出版社 publisher:リア制作室
刊行年 year:2014
ページ数 pages:140
サイズ size:A5
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:
状態 condition:新品です/new