京都吉兆 徳岡邦夫 KITCHO Kunio Tokuoka
日本料理を芸術の域にまで高めた頂点を極めた吉兆。その伝統をふまえながらも革新に挑む孫の三代目・徳岡邦夫が、「吉兆風」の料理、設え、もてなしをさらに発展させ、斬新で独創的な美の世界を追求する。(帯文より)
目次
序文
はじめに
春
琳派にならって
嵐山吉兆の器
習わしを料理に生かす
嵐山の自然
常識を疑ってみる
湯木美術館
筍の話
ご飯の話
抹茶と菓子
邦夫の琳派と日本の美
夏
京都と鱧
吉兆の「八寸」
設えと器で演出する涼
すっぽん
京都の行事
薬味と相性もの
鮎
うにと昆布
蓮
「見立て」の面白さ
花に見るお茶心
秋
日本人と月
ふかひれ
重陽の節句
邦夫の魯山人への思い
織部焼き
懐石の「八寸」
寄せ向
茸の王様
九曜星の灯籠
冬
南天と金柑
究極のとろにぎり
吉兆 冬の魚介の華 ずわい蟹、ふぐ、鰤
夜咄
吉兆のお正月
邦夫流の肉料理
邦夫玉子
宝楽焼き
料亭の女将の役割
ある秋の日の昼食コース
吉兆 もてなしの心
基本の「き」
季節の料理解説
主要参考文献
出版社 publisher:講談社インターナショナル
刊行年 year:2011
ページ数 pages:183
サイズ size:H295×W235mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー、帯/dust jacket, wraparound band
状態 condition:経年並みです。/good.